マネーツリー、金融事業者のサービス開発やDX化を支援する新事業を開始

 マネーツリーは11月25日、金融サービス提供事業者のサービス開発および、デジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するための新事業「プロフェッショナルサービス」を開始すると発表した。

 同社は、金融データプラットフォーム「Moneytree LINK」や、資産管理アプリ「Moneytree」を提供。Moneytree LINKは、国内2700社以上の銀行口座、クレジットカード、電子マネー、マイル・ポイントカード、証券口座の金融データを集約するAPIを提供しており、みずほ銀行、三井住友銀行、弥生、TKC、地方銀行、信用金庫など60社以上が採用している。また、2017年からはオーストラリアにも進出している。

 プロフェッショナルサービスは、同社が保有する知見や各種リソースをもとに構築するほか、Moneytree LINKをベースに導入。事業者の新サービス計画の策定において、設計の初期段階からデザイン思考とアジャイル開発プロセスを提供する。同社のプラットフォーム事業やアプリ事業において金融データと消費者ニーズのナレッジを蓄積した専門チームが担当するという。

 
 

 今後、同社ではプロフェッショナルサービスを含む3つの事業を展開する予定。金融データを起点とする新たなサービスの展開を支援することで、個人・企業が、自身の金融データをひとつのIDで連携できる「金融データエコシステム」の構築を目指す。

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