著名インフルエンサーとしてティーンに絶大な人気を誇るCharli D'Amelioさんは米国時間11月22日、TikTokを始めてわずか1年半余りで1億人のフォロワーを獲得した最初の人物になった。16歳の彼女は、世界的に名の知られた著名人や、「YouTube」「Instagram」「Musical.ly」「Vine」で彼女よりも先にスターになった人々を抑え、その偉業を達成した。
「1億人が私をサポートしている!!とても現実とは思えない」とD'Amelioさんはツイートした。
100 MILLION PEOPLE SUPPORTING ME!! I TRULY CANNOT BELIEVE THAT THIS IS REAL
— charli d’amelio (@charlidamelio) November 22, 2020
ジェネレーションZ(1990年代後半から2000年代にかけて生まれた世代)に主に人気のあるTikTok(TikTokの米国ユーザーの60%以上は10代~20代だ)は2020年に入り、親会社である中国の字節跳動(バイトダンス)に対する監視の目が厳しくなったことにより、ますます注目されることとなった。TikTokの未来が、特に米国で足元から揺らいでいるとみられた時期もあった。しかし、そうした状況の中、TikTokのスターたちはますます人気を集め、D'Amelioさんはその中でも誰もが認めるトップスターだ。
D'Amelioさんの2020年は、誰の目から見ても驚異的な1年だった。1年少し前まで、彼女はただ自室でダンス動画を撮影しているだけの10代の生徒だった。D'Amelioさんは、TikTokのフォロワー数が1年前のわずか100万人から急増しただけでなく、TikTok以外にも活動の場を急激に広げている。
2020年には映画デビューを果たし、マニキュア、メイクアップ、ファッションで有名ブランドとコラボした商品を立ち上げ、スーパーボウルのコマーシャルに出演し、Dunkin' Donutsで彼女の名前を冠したドリンクが販売され、自身が大ファンのJennifer Lopezさんのミュージックビデオに参加するなどした。初の著書である「Essentially Charli: The Ultimate Guide to Keeping It Real」は、12月発売予定だ。Forbesは8月の記事で、D'Amelioさんはこの1年間で、さまざまな契約によって400万ドル(約4億1800万円)を稼いだと報じている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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