明豊エンタープライズは、新築一棟アパート「MIJAS(ミハス)」の100棟目となる「MIJAS 池袋」の販売を開始した。シリーズ初となるIoT機器を備えた部屋も用意する。
MIJASは2014年に販売を開始。スペインのアンダルシア地方にある、白い建物が特徴的な町の名前をシリーズ名に冠し、白い壁やタイルなど、その町をイメージするデザインを採用している。東京23区、駅から徒歩10分以内の物件を中心に展開しており、今回の販売がシリーズ100棟目になる。
MIJAS 池袋は、池袋駅から徒歩12分の場所に位置。建築面積139.74平方メートル、延床面積399.40平方メートルで、鉄骨造の地上3階建て。賃貸戸数は9戸になる。
うち3戸にスマートロックとスマートセンサーを装備。いずれもフリーWi-Fiスポットの構築や保守、通信機器の開発、製造などを手掛けるファイバーゲート製になる。スマートロックはIoT対応ロック錠「FG Lock」で、スマートフォンのアプリから住戸の遠隔施錠・解錠に対応。スマートセンサーは、IoT対応センサー付きハブ「FG Smart Sensor」になっており、赤外線リモコン、照度・温湿度センサー、人感センサー等を搭載。スマートフォンのアプリによる照明、エアコン、テレビ等、家電機器の遠隔操作や消灯タイマー設定のほか、不審者の感知による防犯対策なども可能になるという。
IoT機器は、アパート経営においてWi-Fi環境の提供などが当たり前になる中、新たな試みとして導入するもの。すでにアパート内のWi-Fi構築などで提携しているファイバーゲートの機器を採用し、モニター的な役割も果たすという。
間取りは1LDKが5戸、2LDKが2戸、それぞれの間取りにウォークインクロゼットがついた部屋を1戸ずつ用意する。1階部分に全戸の玄関を構えた長屋形式で、2、3階へは内階段を使ってアクセスする仕様になっている。
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