Facebookは米国時間11月7日、同社のコミュニティー規定に違反する投稿を続けるグループに対し、観察期間を適用することを明らかにした。激しく争われた米大統領選後の偽情報拡散を防ぐ取り組みの一環だ。
政治や社会をテーマにした米国のグループが規定に抵触する投稿を続ける場合、その管理者はメンバーによる個々の投稿を承認してから公開するよう義務づけられる。この手作業のプロセスを求める期間は60日間で、抗議や無効化は認められない。
この手作業による承認プロセスが始まってからも、規定に違反する投稿が続く場合は、Facebookがグループを削除することもあるとしている。
「米国内の政治的および社会的なグループで、メンバーによるコミュニティー規定違反が多数ある場合は、当社は管理者とモデレーターに対し、すべての投稿を承認するよう一時的に義務づける。この異例の事態の中で人々を守るための措置だ」と、Facebookの広報担当者であるLeonard Lam氏は述べた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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