電通ライブは10月22日、“次世代バーチャルスタジオ”を実現するXR空間演出システム「LIVE_XR」を開発し、提供を開始したと発表した。ニューノーマル時代における新しいイベント/スペース領域の価値創造と、with/after コロナに向けた新規ビジネス創造の取り組みである「L!VE ON PROJECT」の一環として開発されたという。
同社では、一般的なバーチャルスタジオ、クロマキー撮影とは一線を画す最新技術を投入したリアルタイムXR合成システムをソリューション化。現実の被写体・人物と、バーチャルなデジタルグラフィックスの世界観やオブジェクトとの高い融合性を実現する同システムを開発した。
必要に応じて高次元で最適なシステム・演出構成の提案を可能とし、特殊な合成撮影システム、クリエーティブな演出、専用大型スタジオ、特殊機材、音響、安全確実な配信など、アライアンスを含め関連する広範な分野にわたる専門性を集結。トータルにサービスを提供するという。
これにより、企業・団体トップのプレゼンテーションイベント、新商品発表などのPRイベント、トークセッションなどで進行されるカンファレンス、エンターテイメント領域におけるステージイベントなどをオンラインでさらに高度化。ゲストの満足度を高めるられると説明する。
今後は、同システムのさらなる活性化に向けて、電通 事業共創局 テクノロジー開発部と連携。他社とのアライアンスや投資などによるテクノロジーの高度化、コンテンツ力の強化などをするとしている。
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