Twitter、リツイートを全て「引用リツイート」の表示に変更--米大統領選を控えた措置

 Twitterは10月21日、リツイートの運用方法を変更した。従来であれば、通常のリツイートと、ツイートを引用しながらコメントが書ける「引用リツイート」の2種類を選択する画面が表示されたが、基本的に引用リツイートの画面が表示されるように変更されている。

リツイートボタンを押すと、引用リツイートの画面が表示される
リツイートボタンを押すと、引用リツイートの画面が表示される

 この画面では、コメントを入力すると引用リツイートとして投稿されるが、コメントなしで投稿すると、従来通り通常のリツイートとして扱われる。

 今回の変更は、11月3日の米大統領選を控え、誤った情報の拡散を防ぐための措置として導入されたもの。少なくとも、大統領選の投票が実施される週まで、この措置を継続するとしている。

 Twitterでは、「当該ツイートが安易に拡散されるよりも、ご自身の見解、それに対する反応など、会話の文脈が理解しやすくなりより有意義なものになることを期待しています」とコメントしている。

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