アップルは10月16日、9月に発表した新型タブレット「iPad Air」の注文受付を開始したと発表した。発売は、iPhone 12/12 Proの発売日と同じ10月23日を予定。価格は64GBのWi-Fiモデルで税別6万2800円、256GBモデルで税別7万9800円。LTEモデルは、それぞれ1万5000円の上乗せとなる。
iPad Airは、ホームボタンを廃止し、iPad Proと同じフルスクリーンスタイルに刷新。Proの11インチモデルより若干小さい、10.9インチ「Liquid Retina Display」を搭載しており、広色域のP3ワイドカラー、True Toneが利用できるものの、120Hz駆動には非対応。輝度も100ニト低くなる。生体認証は、Face IDに代わってトップボタンにTouch IDを内蔵。スリープの解除と同時に、指紋認証が完了する。
SoCは、iPhone 12シリーズにも搭載された「A14 Bionic」。カメラは、「Focus Pixel」を組み込んだ12メガピクセルのメインカメラ、フロントには7メガピクセルのFaceTime HDカメラを内蔵。4K動画の撮影にも対応するが、Proに搭載されている超広角レンズやLiDARセンサーは内蔵されていない。LTEは60%高速化。また、スピーカーもステレオ再生をサポートする。
Apple Pencilは第2世代をサポート。iPad Proと同様、iPad Airの本体側面にくっつけることができ、充電も同時に行う。さらに、Magic Keyboard、Smart Keyboard Folioにも対応。端子も、LightningからUSB-C(5Gbps)に変更され、多くのiPad Pro向けアクセサリを使うことができる。カラーは、シルバー、スペースグレイ、ローズゴールド、グリーン、スカイブルーをラインアップする。
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