建築現場などの3Dデータ化サービスを手がけるDroneDeployは、ドローンからの空撮写真と、ソフトバンク傘下Boston Dynamics製4足歩行ロボット「Spot」で撮影した360°写真を組み合わせ、建物内部も含めた3D写真マップを製作するサービス「360 Walkthrough」の提供を始めた。
これまでDroneDeployは、ドローンから建築現場などの外観を撮影し、複数の写真を組み合わせて3D写真マップを作っていた。現場用のオーダーメード“Googleストリートビュー”といった位置づけのサービスといえる。
この写真マップを利用すると、さまざまな高さや方向から現場のようすを見ることができ、高いコスト削減効果が得られるという。ただし、顧客からは地上からや建物内部の写真も合わせて確認したいとの要望が寄せられていたそうだ。
そこで、人間やロボットに360°カメラで撮影させ、そうした写真と組み合わせることで建物内部なども含めた3D写真マップを生成できるようにした。さらに、撮影に4足歩行ロボットSpotを使用し、撮影の自動化や省力化につなげている。
360 Walkthroughの紹介ビデオ(出典:DroneDeploy/YouTube)
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