Facebookは米国時間10月13日、閲覧した人がワクチンを接種したくなくなるような広告を禁止すると発表した。新型コロナウイルス感染症の世界的流行が続く中、保健衛生に関する偽情報を撲滅しようとする同社の取り組みを示す動きだ。
Facebookは発表の中で、「当社の目標は、ワクチンの安全性と有効性に関するメッセージが幅広い層の人々に届くのを支援することだ。一方で、公衆衛生の取り組みを損なうおそれがある偽情報を含む広告を禁止する」と述べた。
同社は、新型コロナウイルスのワクチンを含む、各種ワクチンに関する法律や政府方針に賛成または反対を表明する広告は今後も許容するという。Facebookは以前から、国際的な保健関連団体が警告したワクチンの偽情報を含む広告を禁止している。
製薬会社が新型コロナウイルス用ワクチンの臨床試験を進める中、ワクチンに関する偽情報は引き続き懸念事項となっている。Facebookはまた、新ツール「Preventive Health(予防ヘルスケア情報センター)」を通じ、インフルエンザのワクチンを入手する方法や場所に関する情報をユーザーに提供していくという(同ツールは現在米国でのみ利用可能)。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス