ネットでサービスを売る「MOSH」、BASEなどから総額3億の資金調達

 MOSHは10月16日、BASE、HAKUHODO DY FUTURE DESIGN FUND(博報堂DYベンチャーズ)、DBJキャピタル、個人投資家の赤坂優氏などを引受先とする第三者割当増資により、シリーズAで総額3億円の資金調達を実施したと発表した。

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 同社は、ネットであらゆるサービスを誰でも簡単に売ることができるプラットフォーム「MOSH」を運営。フィットネス、理美容、リラクゼーションなど200種類以上の業種の事業者に向けて、ホームページ作成、予約管理、決済、月額サブスクリプション課金、回数券などのスマートフォン向け機能を提供している。

 また、ポートフォリオ掲載、ブログによる情報発信や顧客管理など、ビジネスをより加速させていくためのさまざまな機能を採用しており、クラスやレッスンを提供するインストラクター・講師や美容メニューを提供するサロンなど、サービス業者を中心に利用されているという。

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 同社では、情熱を持ったプロフェッショナルな個人が自身の持つ技術や情報をシンプルに発信・予約・決済できる手法がないというマーケット課題を解決すべく、個人やスモールチーム向けのプラットフォームとして、個人のマネタイズを支援してきた。

 特に今年に入ってから、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、個人・小規模事業主が大きな打撃を受ける中で、「MOSH」を使ったオンラインサービスやデジタルコンテンツ販売などのビジネスを本格的に開始する人が急増。「MOSH」の利用事業者数は、2020年2月末時点の5000事業者から、わずか3カ月で2倍となる1万事業者に達し(現在までに1万5000以上の事業者が利用)、外出自粛要請解除後もそのニーズは更に高まっているという。

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 同社は、この機会に更なる事業拡大を目指し、調達した資金をサービス認知拡大のためのマーケティングと人材採用の拡充に活用する。

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