米Googleは10月1日、自社イベント「Launch Night In」を開催。Chromecastの新モデルとなる「Chromecast with GoogleTV」を発表した。価格は49.99ドル。時期は不明だが、日本でも発売を予定しているという。
これまでのChromecastは、スマートフォンを中心にCastボタンで見たいコンテンツをテレビで再生するといった使い方がメインだったが、新しいChromecastでは、「Google TV」に対応。スマートフォンなしに、Chromecast単体でアプリの追加から、動画コンテンツの検索・再生が可能になった。
付属するリモコンは、テレビの電源、音量、入力切替ボタンのほかに、「YouTube」と「Netlix」の専用ボタンを搭載する。もちろん、「Googleアシスタント」も内蔵。リモコンに内蔵されたマイクから、天気予報やスマート家電の操作、コンテンツなども声で検索可能だ。前モデルまでは1080pのみだった解像度も4K HDR動画をサポート。Dolby Visionにも対応するという。
Google TVでは、グーグルサービスだけでなく、SpotifyやAmazon Prime Video、Huluなどの他社アプリが利用できる点が特徴。ウォッチリストを使うことで、スマートフォンなどでチェックしておいた動画コンテンツを、Chromecastから再生することも可能だ。
今回のイベントでは、Chromecast with Google TV以外にも、5Gスマートフォン「Pixel 5」「Pixel 4a(5G)」、スマートスピーカー「Nest Audio」が発表された。
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