楽天モバイルは9月30日、5Gプラン「Rakuten UN-LIMIT V」を発表した。同日15時半からウェブ・店頭で申し込み可能。
料金は、「Rakuten UN-LIMIT 2.0」の月額2980円から据え置きで提供。「Rakuten Link」を使うことで音声通話が無制限で利用できるほか、データ通信も、4G・5Gともに楽天自社回線内であれば使い放題となる。また、パートナー回線エリア(KDDI回線、4Gのみ)では毎月5GB、超過後は最大1Mbpsで通信できる。
さらに、Rakuten UN-LIMIT発表時に提供開始した、300万人限定で利用料が1年間無料になるキャンペーンも継続。同社では、今回の新プラン発表時に申込者数が100万人を突破(実契約者数については非開示)したと発表しており、キャンペーン終了にはまだ余裕がありそうだ。
5Gエリアについては、東京都、神奈川県、埼玉県、北海道、大阪府、兵庫県の一部地域でスタート。2021年3月には、全都道府県で5Gサービスを展開予定で、2021年第2四半期には、スタンドアローン方式での5Gサービスを開始するとしている。
なお、既存の「Rakuten UN-LIMIT 2.0」ユーザーは、10月12日から11月30日までの間に順次自動でアップデートされる。もし、いち早く適用したい場合は「my 楽天モバイル」から手動で手続き可能だ。
5Gの利用には対応端末が必要となるが、楽天は新プランの提供に合わせてオリジナル5G端末「Rakuten BIG」を発表。5Gは、Sub-6/ミリ波ともに対応するほか、世界初のフロントカメラを内蔵した6.9インチ有機ELディスプレイを搭載。
さらに、最大6400万画素の4眼カメラ、Snapdragon 765G、RAM 6GB、おサイフケータイ、IP68の防水性能などを搭載しつつ、税込6万9800円で販売。ウェブサイト、楽天モバイルの二子玉川店にて9月30日15時30分より取り扱いを開始する。
また、すでに販売しているAQUOS R5Gについても、アップデートで5Gに対応するとしている。
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