サムスンは、この2カ月間で3度目となるオンラインのUnpackedイベントを米国時間9月23日に開催し、「Galaxy S20 Fan Edition(FE)」を発表した。この製品は、例年とは異なる今の状況に合わせて設計されている。5G接続など、Galaxy S20シリーズの他の製品に搭載されている一部のハイエンドな機能を備えつつ、価格は699ドル(約7万4000円)から。通常のGalaxy S20より約300ドルも安い。超高速のミリ波5G接続が追加されたVerizonモデルもあり、こちらは749.99ドル(約7万9000円)。
Galaxy S20 FEは6.5インチの画面と、Galaxy S20シリーズの他の製品と同じ「Snapdragon 865」プロセッサーを搭載し、IP68の防水性能を備える。背面には、Galaxy S20や「Galaxy S20+」にも搭載されている30倍の「Space Zoom」を含む、3つのカメラレンズを装備する。カラーはクラウドレッド、クラウドオレンジ、クラウドラベンダー、クラウドミント、クラウドネイビー、クラウドホワイトの6色展開。Galaxy S20シリーズの他の製品との最大の違いの1つは、背面がガラスではなくプラスチックであることだ。
Galaxy S20 FEは米国で10月2日に発売予定だ。
1000ドルの端末には手が出せないが「Galaxy S」シリーズの高度な機能が欲しくて、さらに低価格で機能を抑えた「Galaxy A」ではなくGalaxy Sブランドが欲しい人を惹きつける狙いとみられる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」