Zoomのビデオ会議アプリは、新型コロナウイルスのパンデミックの中でつながりを維持する手段を求める企業や学校で欠かせないツールとなっているが、利用の増加に伴い、セキュリティの課題にも対処する必要に迫られている。そうした中、Zoomはログインする際の2要素認証のサポートを拡大している。
追加のセキュリティレイヤーを望むユーザーは、「『Google Authenticator』『Microsoft Authenticator』『FreeOTP』などの時間ベースのワンタイムパスワード(TOTP)をサポートしている認証アプリ」を利用するか、Zoomから「SMSあるいは電話によって」コードを受け取るかのいずれかを選ぶことになるとZoomはブログ記事で述べている。
Zoomは、2要素認証の利用に関してサポートページで説明している。
Zoomは以前、「Google Authenticator」のようなアプリを利用した2要素認証を可能にしていたが、The Vergeが指摘しているように、ウェブブラウザーからのログインのみが対象であり、モバイルアプリやデスクトップアプリには対応していなかった。
Zoomはセキュリティの強化に向けさまざまな取り組みを進めている。5月には、エンドツーエンドの暗号化メッセージやクラウドストレージのシステムを開発するKeybaseを買収したと発表した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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