メルカリは8月27日、メルカリの売上金を自治体などの団体に寄付できる「メルカリ寄付」を、9月1日より開始すると発表した。寄付先は、鎌倉市、瀬戸市からスタートし、順次拡大予定としている。
同社によると、新型コロナウイルス感染症拡大をきっかけに「寄付をしたい」というニーズが広がり、同社に対して自治体から「災害支援をはじめとする寄付の仕組み」への要望が寄せられたほか、ユーザーからも「売上金を寄付するという選択はできないか」という声が多く集まったことから、9月1日の防災の日に合わせて同機能を提供するという。
寄付できるのは、売上金などからチャージされたメルペイ残高のみとなっており、有償・無償ポイントは利用できないという。寄付方法は、ホーム画面「カテゴリー」タブ内上部の「もっと見る」から、「メルカリ寄付」をタップ。「寄付先一覧ページ」より支援したい寄付先を選択し、金額の入力で完了する。
メルカリでは、寄付先への追加を希望する自治体・団体を対象に、専用フォームを設置している。なお、同社自身でも、これまでに新型コロナウイルス感染症への支援に取り組む9団体に約4700万円を寄付している。
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