短期集中型の英語コーチング「プログリット(PROGRIT)」を運営するプログリットは9月2日、受講者を対象とした「PROGRIT-学習管理アプリ」をリリースしたと発表した。これにより、学習計画における予実管理が可能になるほか、データを基にした最適なコーチングが可能になるとしている 。
学習管理アプリの特徴は大きく3つ。1つ目は「学習管理機能」。同社ではこれまで「Google スプレッドシート」で学習状況を管理し、受講生とやりとりしていたが、アプリによってスマートフォンで簡単にカリキュラムを基にしたスケジュール作成が可能になった。また、ストップウォッチ機能により、タイマーをタップするだけで学習時間を記録できる。学習予定は、アプリ内のカレンダーに反映され、毎日の学習内容が何時から何時までなのかを視覚的に確認できるという。
2つ目が「振り返り機能」。担当コンサルタントとの週に1度の面談の内容をアプリ内に記録することで、自分の成⾧状態をすぐに確認できる。担当コンサルタントも受講生が入力した振り返り内容とデータを確認できるため、個々によりカスタマイズしたコーチングが可能になるとしている。
3つ目が、データを活用した「データドリブンコーチング」。受講生が入力した学習時間帯や学習時間、テスト得点の推移などの学習データを集計して活用。担当コンサルタントはこれらのデータを受講生に提案する学習の指針や計画に落とし込み、個々のコーチングに生かせるようになるという。
プログリットは、2016年9月にサービスを開始してちょうど4年が経った。料金は2カ月プランで税別32万8000円と決して安くはないが、サッカー選手の本田圭佑氏をはじめ、これまでに8000名以上が受講しているという。9月現在で東京を中心に名古屋や大阪など13校舎を展開しているほか、校舎のない地域や海外からの受講にも対応するため、オンラインコースを開講している。
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