米マイクロソフトは8月12日、2画面Androidデバイス「Surface Duo」を米国で9月10日より出荷を開始すると発表した。価格は、1399ドル(日本円で約14万9530円)。
これは、2019年10月の自社イベントで発表された2画面デバイスで、Surfaceブランドとして初のAndroid端末となる。もともと、ホリデーシーズンでの発売を予定しいていたが、2カ月ほど前倒しで出荷を開始する。なお、このイベントでは2画面Windowsデバイス「Surface Neo」も発表されている。
本体は、5.6インチのPixelSense Fusionディスプレイを2枚繋げたデュアルディスプレイとなっており、180度に広げることで8.1インチのディスプレイとして使うことができる。もちろん、360度開くことで1画面のみでも使用可能だ。スペックの詳細は明らかになってないが、一部報道によるとQualcommのSnapdragon 855を搭載するという。
また、Androidアプリから「Microsoft 365」にアクセスできるほか、仮想デスクトップを使うことでWindows 10のアプリを利用することも可能としており、同社では、Surface Duoをモバイルでの生産性を引き上げる画期的なデバイスと位置付けているようだ。
さらに、法人用途にも最適化されており、「Microsoft Intune」を含むモバイルデバイス管理(MDM)が利用できるほか、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアを統合した保護機能をすべてのレイヤーに搭載。IDやデータを強力に保護するとしている。そのほか、独自のUEFIを採用することで、エンタープライズグレードのセキュリティを実現するとしている。
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