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アカツキ、eスポーツ実業団を設立--ゲーム会社で働きながら選手として活動

佐藤和也 (編集部)2020年08月06日 17時37分
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 アカツキは8月6日、eスポーツ実業団「Team UNITE」(チーム ユナイト)を発足したことを発表。ゲーム会社で働きながらeスポーツ選手としても活躍するという、eスポーツチームの新たなエコシステムの構築を目的としているという。

「Team UNITE」イメージビジュアル
「Team UNITE」イメージビジュアル

 Team UNITEに所属する選手は、ゲーム事業部で検証とカスタマーサポートを行うCAPS(Customer And Product Satisfaction、キャップス)チームに所属。豊富なゲームプレイ経験を活かし、ゲームのバランスチェック業務を担当する。アカツキでは、選手が業務に携わりながらも、安定的に練習時間を確保できるよう、両立が可能な勤務体系を用意する。

ゲーム企業によるeスポーツ実業団の構想
ゲーム企業によるeスポーツ実業団の構想

 Team UNITEでは、ひとつのゲームタイトルに限定せず、複数のゲームタイトルを扱う方針で、タイトルごとに選手募集を行う予定という。第1弾タイトルはトレーディングカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」で、グランプリメンフィス2019のTOP8にもなった井上徹選手と、MAGICワールドカップ2018のTop8にもなった森山真秀選手が加入。2006世界選手権団体戦準優勝の実績を持つ片山英典氏がコーチとして参加する。

 また、第2弾タイトルはバトルロイヤルゲーム「Apex Legends」で、こちらは選手募集を行う。詳細は選手募集ページに記載されている。

Team UNITEに所属する森山真秀選手(左)と、井上徹選手(右)。コーチとして参加する片山英典氏(中央)
Team UNITEに所属する森山真秀選手(左)と、井上徹選手(右)。コーチとして参加する片山英典氏(中央)
発表会ではユニフォームもお披露目
発表会ではユニフォームもお披露目

 アカツキ側では、eスポーツへの注目度が年々高まりを見せており、日本におけるeスポーツの市場規模も拡大傾向にある一方、普及スピードが上がらない要因のひとつに、選手の育成環境や練習を含む活動環境が整っていないという課題があることを指摘。大会での賞金や企業からのスポンサードで安定的に生計を立てることができる選手はごく一部の状態であり、ゲームとは関係のない仕事をしながら活動するプレイヤーも多く、競技に専念できる十分な時間と環境が作れていない現実があるという。

 今回の実業団という形にすることで、アカツキ側からは選手へ働く環境と競技に集中できる環境を提供。また、選手からアカツキへはゲーム開発に対する質の高いフィードバックを提供することで、双方が得られる好循環を構築することにより、世界で活躍するeスポーツプレーヤーの輩出や育成をし、ひいては日本国内におけるeスポーツ業界の発展に貢献するとしている。

 なお、海外ではハイブランドがeスポーツチームとコラボレーションしたユニフォームやTシャツ、時計、バッグなどを展開する例が増えていることを背景に、Team UNITEでも、アパレルへの展開も視野に入れ、幅広い企業とのコラボレーションを実施する。第1弾として、ファッションブランド「ナノ・ユニバース」とのコラボレーションにより、Team UNITEのユニフォームをプロデュース。コラボユニフォームについては、2020年秋に発表予定としている。

参考イメージ(実際のユニフォームにはTeam UNITEのロゴ、キーカラーなどがデザインされる予定)
参考イメージ(実際のユニフォームにはTeam UNITEのロゴ、キーカラーなどがデザインされる予定)

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