究極のゲームボーイ?「Analogue Pocket」、8月3日に予約受付を開始へ

Scott Stein (CNET News) 翻訳校正: 編集部2020年07月28日 18時38分

 Analogueは、レトロゲーム用携帯ゲーム機「Analogue Pocket」 の予約受け付けを米国時間8月3日に開始する。2020年内に予定していた発売は、2021年5月に後ろ倒しした。同社はその理由について「不幸な世界情勢とサプライチェーン上の課題という自社ではコントロールできない」問題が原因だとコメントした。

アナログ・ポケット
Analogue Pocketは究極のゲームボーイであり、究極のゲームギア、究極のLynx、究極のネオジオポケットだ。
提供:Analogue

 「Super NT」などの従来のAnalogue製のレトロゲーム用ゲーム機は、オリジナルのゲームカートリッジを持っている人向けに作られていた。Analogue Pocketもエミュレーションではなく、ゲームボーイ、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンスの各カートリッジを差し込んで遊ぶ仕様だ。ゲームギアやAtariの「Lynx」、ネオジオポケット、ネオジオポケットカラーのカートリッジに対応したアダプターも用意されている。

ゲーム機本体とAnalogue Dock
「Analogue Dock」によってテレビやコントローラーと接続できる。
提供:Analogue

 この携帯ゲーム機は3.5インチの1600x1440カラー液晶ディスプレイ、データセーブ用microSDのカードスロット、充電式のバッテリーとUSB-Cコネクターを備えている。1080pのHDMI出力やBluetooth接続に対応するためのドック「Analogue Dock」を使えば、テレビ画面でプレイしたり、最大4つのBluetooth対応コントローラーを接続したりできる。このドックは2.4GHzのワイヤレス接続にも対応している。

 作曲ソフト「Nanoloop」やゲームボーイソフトを制作できるエディターソフト「GB studio」にも対応しており、楽器やゲームエディターとして使用することも出きる。作成したゲームをmicroSDに保存して遊ぶこともできる。

 レトロゲーム用のゲーム機として完璧に見える本機は200ドル(約2万1100円)で販売される。ドックは別売りで100ドル(約1万600円)だ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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