眼鏡販売チェーン「メガネスーパー」を運営するビジョナリーホールディングスは、ビデオ会議サービス「Zoom」と、同社の用意するポータブル視力検査キットなどを組み合わせ、自宅で検眼して度付き眼鏡が注文可能なサービスを始めた。
メガネスーパーが開始したこのサービスは、6月より提供している遠隔サポートサービス「お家でコンシェルジュ」をベースとするもの。お家でコンシェルジュでは、Zoomで視力測定を実施しているが、裸眼視力と矯正視力しか測れなかった。そのため、新しい度数の眼鏡を作ることはできない。
これに対し新サービスでは、自宅などに「レフ(他覚的屈折測定機)」「レンズメーター(使用中レンズの度数測定機)」「フォロプター(自覚的屈折検査機)」といった測定用機器と、専用ソフトウェアをインストールしたスマートフォン、プリンターなどを送付し、利用者自身で検査してもらう。検査の際、お家でコンシェルジュのスタッフがZoomでサポートすることで、度付き眼鏡のオンライン販売に必要な精度の高い遠隔視力測定を実現させるという。
測定用機器の往復送料と、検査などにともなうサポート費用は、合わせて税別4000円。検査は約60分で済む。
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