メドレーは7月6日、神奈川県と連携し、オンライン診療システム「CLINICS」を活用したオンライン面会の実証事業を開始すると発表した。実施医療機関は、横須賀共済病院。実施は8月〜を予定している。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、医療機関では面会の制限が行われており、長期間にわたって入院患者が家族等と面会する機会が失われている。この状況を解決するため、利用実績のあるCLINICSを活用して、オンライン面会の実証を行うことにしたという。
CLINICSは、アプリを使ってオンライン診察の予約が取れるほか、現在地から近くのオンライン診療に対応した医療機関を探すことができるシステムだ。2016年2月の提供開始以降、全国の診療所や大学病院などで採用実績がある。
同社によると、実証の結果を踏まえて他施設への拡大を検討する。
神奈川県知事の黒岩祐治氏は、「入院生活において、ご家族等との面会は心の支えとなるものだが、それが叶わない状況を改善したいと考えていた。医療を守る“神奈川モデル”を支えるICTの一つとして確立させ、さらには日本中に広まっていくものになればと願っている」とコメントしている。
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