ゲッティイメージズと、「グランツーリスモ」を手掛けるポリフォニー・デジタルは米国時間の6月30日、ゲッティイメージズのモータースポーツ専門フォトグラファーが、グランツーリスモのオンラインイベントやワールドツアーのライブイベントなど、ゲーム内の写真を撮影するパートナーシップ契約を発表。これにより、ゲッティイメージズは、FIA(国際自動車連盟)認定のグランツーリスモチャンピオンシップの公式フォトエージェンシーとなるという。
ゲッティイメージズにおいては、同社が持つリアルライブレーシング撮影における専門知識を活かし、ニュルブルクリンク、ニューヨーク、ザルツブルク、東京、シドニーで開催された2019年のグランツーリスモ・ワールドツアーや、2019年11月にモナコで開催されたワールドファイナルでバーチャルレーシング撮影を実施。世界各地へ配信した。2020 年FIAグランツーリスモ選手権は4月25日に、ネイションズカップとマニュファクチャラーシリーズのオンラインシーズン第1ステージ第1戦で再開されている。
ゲッティイメージズでは今回のパートナーシップ契約により、リアルとバーチャルの2つの世界をつなぎ、シムレーシング(リアルな運転を楽しめるゲーム)の美しさと爽快感を、世界中に届けることを目指すという。また、昨今eスポーツ業界は急激な成長を続けており、世界中の企業ブランドやメディアがeスポーツ選手やファンコミュニティに注目していることを背景に、より一層スポーツ写真をリードしていくとしている。
ゲッティメージズ グローバルコンテンツ責任者のケン・メイナルディスは、「モータースポーツの専門フォトグラファーがeスポーツの試合を撮影することで、ゲッティイメージズはこれまでに無い素晴らしいeスポーツ写真を世界中に提供し、常に時代の最先端を歩む」と意気込みを語っている。
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