ソニーの新しいPlayStationで期待できることについて、Ryan氏が米CNETに語ってくれた内容の抜粋を、以下に掲載する。
--PlayStation 5のデザインと、本日ご紹介のあった外観について、説明をお願いします。
当社にとって、今夜の発表は重要でした。PlayStation 5に対する取り組みが、まさに現行世代からの飛躍的な進化だということを示したかったからです。狙いは、ゲームでそれを示すことでした。
この表現は発表会の前口上で使っていますが、PlayStation 5でのゲームは、絵も音も感覚も画期的なものになります。その美しさとスケールは、発表会でも明らかでした。
私もだいぶ経験を重ねてきました。PlayStationは初代からすべて、発表に関わっています。それでも、発売前のこの段階から、これほどのクオリティーで、これほどたくさんのソフトウェアが用意されているという状況は、初めてのうれしい体験です。今夜だけでも、20以上のゲームをご紹介しました。そのうち、半数以上は、発売時点でPlayStation限定であり、9タイトルはソニー・インタラクティブエンタテインメントのワールドワイドスタジオの作品です。まだこれは始まりにすぎない、というメッセージを心からお伝えしたいと思います。
--オールデジタルモデルと標準モデルの違いは何ですか。もちろんディスクの差はありますが、ストレージを増やすことに焦点を置いているのでしょうか。
ご覧のように、フォームファクターとしてはほとんど差がありません。基本的な見た目のデザインは、両方で一貫していることもお分かりいただけていると思います。実際、違いはデジタルエディションにディスクドライブがない点、それだけです。それ以外は全く同一の製品となります。
われわれは、ゲームの世界もどんどんオンライン志向が強くなっているということを認めているだけです。今年最初の四半期も、ゲーム新規購入の3分の2はオンラインダウンロードでした。音楽や動画と同じように、ユーザーはオンラインの方を好むようになっているのです。そうした状況を受け入れる必要があります。
--ディスクありのモデルは、古いディスクとの後方互換性があるそうですが。
PlayStation 5では、PlayStation 4のゲームもプレイできるとお伝えしました。販売元や開発元と協力して、4000タイトル以上という膨大なライブラリーについてテストを進めているところです。これまでのところ、満足のいく結果が出ています。
--カメラは別売りでしょうか。また、仮想現実ヘッドセットのPlayStation VRはどうなっているのでしょうか。
これまでにお伝えしているとおりなので、本日は特に話しませんでしたが、現在のPlayStation VRはPlayStation 5にも対応しています。先ほどご覧いただいたカメラは周辺機器として提供され、発売時に本体に付属する予定はありません。
--PlayStation 5が欲しい場合、入手はどのくらい困難になりそうですか。
われわれにとって、今日の発表がとても重要です。というのも、予約注文の処理について、価格は未定ですが、小売各社との実質的な取り組みが本日から始まるからです。必要なデータポイントを収集して、初動需要を予測することになります。これまで何度もやってきたことで、完璧にはいきませんが、まるでダメというわけでもありません。その予測を、次は製造プロセスに反映します。
いろいろと本格的な作業が、まさに今日から始まるのです。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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