Z会とソニー・グローバルエデュケーションは6月11日、プログラミング教育サービスの拡大に向けて協業すると発表。新たな学びを提供するZ会の通信教育「Z会プログラミング講座 みらい with ソニー・グローバルエデュケーション」を共同開発した。
この講座では「STEAM教育」をベースにしたオリジナルカリキュラムと、ロボット・プログラミング教材「KOOV」を活用。新開発のオリジナルテキスト「みらいワーク」とアイデアを形にできるKOOVを組み合わせることにより、プログラミングのスキルだけでなく、読解力やデータの読み取り、科学的・数学的な思考力といった、新しい学力を総合的に育成するプログラミングSTEAM講座を実現したと説明する。
同講座には、各1年間で学ぶ小学1〜3年生推奨の「スタンダード1」(提供開始時期7月)、スタンダード1の修了者向け(小学2年生以上推奨)の「スタンダード2」(提供開始時期12月)、スタンダード2の修了者向け(小学3年生以上推奨)の「スタンダード3」(提供開始時期12月)があり、3年間でスタンダードコースが完結する。
それぞれに学びのテーマがあり、学習者も保護者もステップアップしていることを実感できるようなプログラミング診断テストを提供するという。今後スタンダードコース修了者向けのより発展的なカリキュラムについても検討するとしている。なお同講座は、対象を既存の教科学習の「Z会の通信教育」受講者に限定せず、全国の小学生が対象となるという。
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