スマートフォン大手の中国シャオミは6月2日、SIMロックフリースマートフォン「Redmi Note 9S」と「Mi Note 10 Lite」を国内発表した。「Redmi」ブランドの日本展開は今回が初となる。
Redmiは、シャオミの中でもよりコストパフォーマンスを重視したブランドで、 Redmi Note 9Sは同シリーズの最新モデル。チップセットに、Qualcomm Snapdragon 720G(最大2.3GHzのオクタコア、GPUはAdreno 618)を採用。ディスプレイは、6.67インチのフルHD+(2400×1080ピクセル)パネルを搭載し、パンチホールデザインの1600万画素インカメラにより、画面占有率は91%を達成している。ボディは、Corning Gorilla Glass 5を使用した3D曲面ガラスを前後に採用する。
カメラは4眼仕様。4800万画素のメインカメラ(F1.79)、800万画素の超広角カメラ(F2.2)、500万画素のマクロカメラ、200万画素の深度カメラという4眼仕様。メインカメラは、4-in-1スーパーピクセル(ピクセルビニング技術)により、1200万画素のセンサーとして高感度性能を高めることができる。また、深度カメラによりより高精度のボケ味を再現できる。夜間でもクッキリ撮影できるナイトモードも利用可能だ。
ボディ側面には、電源ボタンと統合された指紋認証センサー。下部には、3.5mmイヤホンジャック、18W急速充電に対応したUSB Type-Cポート、上部には赤外線リモコンポートを内蔵する。バッテリーは、このクラスとしては大容量となる5020mAhを搭載。カラーバリエーションは、インターステラーグレー、オーロラブルー、グレイシャーホワイトの3色をラインアップする。サイズは、W76.68×D8.8×H165.75mm。重量は209g。
RAMとストレージの容量差で2モデル展開となっており、RAM 4GB、ストレージ64GBモデルが税込2万4800円、RAM 6GB、ストレージ128GBモデルは税込2万9800円と、他社のミドルクラスの性能をエントリークラスの価格で提供する。6月2日より先行予約を開始し、6月9日に販売を開始する。RAM 4GBモデルはアマゾンとひかりTVショッピングのほか、LINEモバイル、IIJmio、goo Simsellerで取り扱う。RAM 6GBモデルはビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダ電機、エディオン、上新電機、ケーズホールディングス、ノジマで販売する。
Mi Note 10 Liteは、2019年に発売した「Mi Note 10」の廉価版。6.47インチの3D曲面有機ELディスプレイ(2340×1080ピクセル、画面占有率91.4%)を搭載し、パネル内指紋認証センサーを内蔵する。チップセットにQualcomm Snapdragon 730G(オクタコア最大2.2GHz、GPUはAdreno 618)を採用。OSは、Android 10ベースの「MIUI 11」を搭載する。
メインカメラは、Mi Note 10に搭載されているサムスン製1億800万画素センサーの代わりに、ソニー製6400万画素センサー(IMX686)を採用。こちらも4-in-1スーパーピクセルで1600万画素相当のイメージセンサーとして利用できる。また、800万画素の超広角カメラ、200万画素マクロカメラ、500万画素深度センサーも搭載したクアッドカメラ仕様となっている。ナイトモードや深度センサーを使ったポートレードモードのほか、4K動画撮影、960fpsのスローモーション撮影、Vlogモードといった動画撮影モードを搭載する。
インターフェイスは、3.5mmイヤホンジャック、赤外線リモコン、USB Type-C端子(30Wの高速充電に対応)を内蔵する。バッテリー容量は5260mAh。サイズは、W74.2×D9.67×H157.8mm。重量は204g。カラーバリエーションは、ミッドナイトブラック、グレイシャーホワイト、ネビュラパープルの3色を用意する。
RAMとストレージ容量差で2モデルを用意しており、RAM 6GB+ストレージ64GBモデルが税込3万9800円。RAM 6GB+ストレージ128GBモデルが税込4万4800円。64GBモデルは、アマゾンとひかりTVショッピングのほか、IIJmio、goo Simsellerでも取り扱う。128GBモデルは、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ヤマダ電機、エディオン、上新電機、ケーズホールディングス、ノジマで販売する。6月2日先行予約開始、6月9日に販売予定だ。
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