小米科技(シャオミ)は3月27日、5G対応主力スマートフォン「Mi 10」および「Mi 10 Pro」をライブ配信イベントで世界に向けて発表した。同社は両機種を2月13日に中国市場向けに発表している。新型コロナウイルスの影響で中止されたMobile World Congress(MWC)2020でグローバル市場に向けて発表する予定だった。
Mi 10とMi 10 ProはともにQualcommの「Snapdragon 865」プロセッサー、リフレッシュレート90Hzの6.67インチAMOLEDディスプレイ、8GBのLPDDR5メモリーと最大256GBのストレージを備える。Mi 10では128GBのストレージも選択可能だ。バッテリーはMi 10が4500mAh、Mi 10 Proが4780mAh。
Mi 10は1億800万画素のメインカメラ、1300万画素の広角カメラ、200万画素の深度センサー、200万画素のマクロレンズのクアッドカメラ構成。Mi 10 Proは同じく1億800万画素のメインカメラに加え、800万画素のハイブリッドズームレンズ、1200万画素のポートレートレンズ、2000万画素の超広角カメラという構成だ。いずれも2000万画素のフロントカメラを備える。
価格はMi 10が799ユーロ(約9万5000円)から、Mi 10 Proが999ユーロ(約11万9000円)からで、欧州の一部の国で4月に発売予定だ。
シャオミはこのほか、より軽量で安価な5G対応スマートフォン「Mi 10 Lite 5G」も発表した。こちらは6.57インチのAMOLEDディスプレイ、「Snapdragon 765」プロセッサー、4800万画素のクアッドカメラ、1600万画素のフロントカメラを搭載し、重さは192g。349ユーロ(約4万2000円)で5月前半に発売予定だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス