ソフトバンクグループ、ソフトバンクヤフーが共同出資するPayPayは5月15日、東京都が発行する固定資産税・都市計画税(23区内)、固定資産税(償却資産、23区内)、不動産取得税、個人事業税、自動車税種別割の納付書が「PayPay請求書払い」に対応すると発表した。6月1日より支払い可能となる。
PayPay請求書払いは、電気・ガス・水道料金などの公共料金の請求書にあるバーコードをPayPayで読み取ることで支払えるサービス。すでに、672の地方公共団体や事業者(自治体406、水道局266)と、52の電気・ガス・放送事業者の公共料金に対応しているという。
今回の対応により、東京都税を自宅にいながら24時間いつでも支払うことができる。外出が不要になるだけでなく、現金を引き出すための時間や手間、引き出し時の手数料も省くことができるとしている。支払いに利用できるのはPayPay残高のみであり、クレジットカードは利用できない。
さらに、PayPay請求書払いを利用することで、支払額の0.5%~1.5%をPayPayボーナスとして付与する。付与上限は1回あたり7500円相当。1カ月の付与合計上限額は、最大1.5%のポイント付与と「特定サービス利用特典」の付与分を合算して1万5000円相当となる。なお、1.5%のポイントを得るには、基本付与分の0.5%に加え、100円以上の決済を50回以上、利用金額10万円以上という条件を達成することで、それぞれ0.5%ずつ追加される。
自動車税種別割の納期限は毎年5月31日だが、2020年は日曜日となり、納期限は6月1日となる。そのため「PayPay請求書払い」でも、6月1日限定で自動車税種別割の納付が可能という。自動車税種別割以外の各税金は、それぞれの納期限までに支払うことができる。
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