このように、Surface Go 2への進化によって、活用される場面はこれまで以上に広がったといってよさそうだ。
今回のSurface Go 2の発表とともに、日本マイクロソフトでは、最上位モデルであるSurface Bookシリーズの新製品として、「Surface Book 3」を発表。6月5日から発売するという。従来モデルよりも、パフォーマンスを最大50%向上するなどの進化を図っている。
「Surface Book 3 は、とくに開発エンジニアやデータサイエンティスト、映像クリエーターやフォトグラファー、設計デザイナーなど、強力なコンピューティングパワーとグラフィックス性能を必要とするプロフェッショナルが求める性能を追求したものになる」とする。
さらに、Surfaceブランドのアクセサリーとして、ヘッドホンの「Surface Headphones 2」、イヤホンの「Surface Earbuds」に加えて、Surfaceファミリーに、ディスプレイや外付けストレージなどを接続することができる「Surface Dock 2」も発表した。
「たとえば、在宅勤務でSurface Headphones 2を利用することによって、オフィスのドアを閉め、集中して仕事をするのと同じ環境を、自宅のなかに作ることができる。Surface Headphones 2は、13段階のレベルのノイズコントロールが可能であり、人間の声を遮断したり、増幅させたりできる。ルームメイトや子供、パートナー、ペットなどがいるなかでも集中できる在宅勤務環境を実現できる。Surfaceブランドのアクセサリーを活用することで、人々の生産性向上に貢献し、集中したり、リラックスしたりする時間の実現につながる」とする。
今回、日本マイクロソフトでは、SurfaceのエントリーモデルであるSurface Goの新製品と最上位モデルであるSurface Bookの新製品を発表した。
Surface Go 2はリモートワークにおける選択肢のひとつとなるデバイスとして大きく進化。Surface Book 3は、デスクトップPCレベルのパフォーマンスを必要とするプロフェッショナルたちの在宅勤務を支援することになる。そして、Surfaceファミリーの主力となる「Surface Pro 7」や、クラムシェル型ノートPCとしてデザイン性と性能、コストの高いバランスを取った「Surface Laptop 3」を加えた品ぞろえにより、リモートワークを行うユーザーに対して、デバイスの幅広い選択肢を提供できる。
「Surfaceファミリーを拡張するにあたって、マイクロソフトが目指しているのは、すべての人、それぞれのワークスタイル、さまざまな場所に対応したデバイスを設計し、最もポータブルなものから最もパフォーマンスの高いものまでを取りそろえること。また、仕事と遊び、またその中間にあるようなあらゆる状況に素早く切り替えられるデバイスを提供することである」とし、「これらを念頭に、今回、新しい製品とアクセサリーを発表した」とする。厚生労働省は、「新しい生活様式」を示し、そのなかで「働き方の新しいスタイル」として、テレワークやローテーション勤務、時差通勤、オンライン会議の実施のほか、名刺交換のオンライン化などを提案している。
小黒氏は「さまざまな部分で、テクノロジーの貢献が求められている。日本マイクロソフトはそこに貢献したい」とする。
新たな生活様式や新たな働き方が求められるなかで、環境を変える必要が生まれた人は少なくないだろう。その変化に対応するために不可欠となるデバイスの選択肢が増えることは、ユーザーにとってもうれしいことだ。
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