パナソニックは4月20日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、医療物資など不足する物資の提供と生産支援を開始すると発表した。マスクの自社生産も実施する。
今回の支援はパナソニックのリソースを最大限活用し実施するもの。パナソニックが事業活動等で備蓄している、医療用手袋、医療用ゴーグル、防塵服、N95 マスク、ゴム手袋等、医療用に転用可能な物資を寄付するほか、コネクティッドソリューションズ社が保有するクリーンルームにマスク生産設備を導入し、社内向けのマスク生産に着手。外部調達を削減することで市場のマスク供給の安定化に寄与するとのこと。医療用マスクの生産についても検討していくという。
加えて、次亜塩素酸による空間除菌脱臭機「ジアイーノ」を医療機関に提供するほか、クリーンルームの提供、病院での薬剤、検体等の自律搬送ロボットとして実績のある「HOSPI」に除菌剤噴霧機能を搭載し、自律移動による空間除菌ソリューションとして提供するとしている。
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