ソニーは、次世代ゲーム機「PlayStation 5」(PS5)の初年度の生産台数を「PlayStation 4」(PS4)より少なくする予定だと、Bloombergが報じている。PS5はスペックが高いために販売価格が高く、初期需要は縮小すると同社は予想しているという。一方、2020年終盤に予定している発売を、新型コロナウイルスの影響で延期することはない見込みだ。
ソニーはCOVID-19の感染拡大で、PS5のプロモーション計画については変更を強いられたようだが、生産能力に影響は出ておらず、PS5を2021年3月までに500万~600万台を生産する計画だという。PS4の場合、2013年11月の発売から2四半期間の出荷台数は750万台だったと、Bloombergは報じている。
PS5のゲーム機本体はまだ発表されていないが、仕様は3月に公開され、PS5用の「DualSense」コントローラーは先週世界に向けて発表された。Bloombergによると、同ゲーム機の量産は6月に予定されているとのことなので、その頃には正式発表がありそうだ。
PS5や、それに競合するMicrosoftの「Xbox Series X」の価格はまだわからないが、Bloombergは以前、PS5は製造に450ドル(約4万9000円)かかると報じていた。
ソニーはコメントを控えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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