メドピアは4月10日、オンライン診療ツール「first call for オンライン診療」を2020年5月中旬(予定)にリリースすると発表した。2020年12月末まで無料で提供する方針だ。
first call for オンライン診療の特設サイトを開設し、医師の事前登録を受け付けている。ツールの利用時には、医師専門サイトMedPeerへの会員登録が必要だ。
first call for オンライン診療は、オンライン医療相談サービス「first call」などを通じて同社が培ってきた知見をもとに、オンライン診療において必要な基本機能(1)TV電話面談機能、(2)診療メモ機能[医師向け]、(3)チャット機能の提供に特化した。
医師・患者ともに、PC・スマートフォンのどちらでも診療が行える。患者は、アプリのダウンロードやサービス利用時の会員登録は不要。クリニックからTV電話面談用のURLとパスコードを受け取ることで診療が受けられるという。
あわせて、オンライン診療に関する情報やニュース、導入における疑問を解決するためのガイドをウェブ上で公開している。
今後も、政府の方針変更がある場合には迅速に対応することに留意しつつ、すでに提供しているかかりつけ薬局化支援サービス「kakari」との連携も視野にいれ、オンライン服薬指導まで含めた、一気通貫のサービス展開するとしている。
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