ティアックは3月30日、企業向けにTASCAMブランドのUSB オーディオインターフェース「MiNiSTUDIO PERSONAL US-32」とUSBマイク機能搭載レコーダー「DR-05X」を数量限定で無償提供すると発表した。新型コロナウィルスの感染拡大防止策として、テレワークを推進する企業を音響メーカーとして支援する。
MiNiSTUDIO PERSONAL US-32は、インターネットライブ配信用のオーディオインターフェース。内蔵マイクはモニタリングのオンオフができ、コンデンサーマイク、ダイナミックマイクやピンマイクなどの外部マイクも接続も可能だ。ウェブ会議ソフトウェアやアプリで共有した録音物や動画の音声も本体経由で通話相手に送信できる。
DR-05Xは、ハイレゾレコーダーのエントリーモデル。USBマイクとしても使用でき、ローカットフィルターを使えば、余分な低域をカットし明瞭な通話が可能だ。本体でマイク入力のステレオとモノラルの切り替えに対応。会議録音のほか、文字起こしに便利なジャンプバック再生なども備える。
無償提供の対象になるのは、会社の施策としてテレワークに取り組んでいるすべての企業。どちらか1台の提供になり、各企業の総務部門またはテレワーク推進担当者が申し込める。詳細は特設サイトで確認可能だ。各機種50台を用意しており、到達次第終了する。
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