吉本興業ホールディングスは、所属タレントなどを3Dアバター化するため、米国のObENと提携した。両社は所属タレントの3Dアバター製作に取り組んでおり、2020年4月に成果物を公開する予定。
ObENの技術を使うと、特定人物の音声と画像データから動画コンテンツやライブストリーミングなどに利用可能な3Dアバター、パーソナルアーティフィシャルインテリジェンス(PAI)アバターが作れる。対象人物にそっくりな外見のアバターを動かせるだけでなく、音声変換技術によりさまざまな言語で会話させることも可能という。
PAIアバターは、スマートフォン用アプリや拡張現実(AR)、仮想現実(VR)、SNSなどで活用できる。吉本興業は所属タレントをアバター化し、「セレブとファンのデジタルおよび仮想空間におけるコミュニケーションとインタラクションに革命をもたらします」としている。そして、日本市場向けにPAIアバターの管理および運用を担当する。
PAIアバターの例(出典:ObEN/YouTube)
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