中国の自動車メーカーGeely Auto(吉利汽車)は、3億7000万元(約58億2200万円)かけ、ウイルスを寄せ付けない自動車の開発に取り組むと発表した。
Geely Autoが「より健康的なクルマ」と称するこの自動車は、医療業界向けの特殊なモデルでなく、消費者向けに展開。車内の空気中から有害なウイルスなどを取り除く機能などを搭載する。
そのために、欧州、米国、中国で運営している研究開発センターと設計センターを連携させ、抗菌性と抗ウイルス性のある、環境負荷が低くサステナブル(持続可能性の高い)な新素材の開発を目指す。こうした新素材は、エアコンの内部や、手が触れやすいハンドルやボタンなどに使う。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス