イタンジは1月30日、全管協少額短期保険と、賃貸不動産管理会社の業務効率化を目的として、1月よりシステム連携を開始したと発表した。
イタンジは、賃貸物件の入居申し込みに関わる手続きデータをデジタル化することにより、入居するまでの時間と手間を削減できる、不動産関連ウェブ申し込み受付システム「申込受付くん」を提供している。
一方の全管協少額短期保険は、全国賃貸管理ビジネス協会(全管協)とあいおいニッセイ同和損害保険を株主とし、主に賃貸住宅入居者向け家財保険を展開。全管協少額短期保険の代理店システム「きょうさいくん」を提供している。
イタンジによると、従来、賃貸住宅の入居申し込み時に、保険代理店である賃貸不動産管理会社は、入居申し込み情報と重複する内容を、保険契約申込書データとして登録する必要があり、その作業は煩雑で時間がかかるものであったという。
今回、申込受付くんと、きょうさいくんを連携させることにより、物件情報や契約情報、保険契約者情報、被保険者情報、入居情報などの入居申し込み情報と重複するデータを、保険契約申込書に必要なデータとして取り込むことが可能となる。
申込受付くんにより、入居者自らが直接入力した情報を、保険契約申込書データとして連携することとで、賃貸不動産管理会社の入力する内容は、保険内容や保険料支払情報のみになるため、保険契約申込書作成にかかる作業時間の削減が見込まれる。
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