サムスンが2019年の「Galaxy Buds」の後継機種を発表するといううわさがあるが、スマートフォンに関するうわさに比べると、内容が漠然としている。Appleの「AirPods」の主要機能に対抗できる機能を備えたワイヤレスイヤホンが登場する可能性はある。次期バージョンは、ノイズキャンセリング機能、長いバッテリー持続時間、2019年のモデルとよく似たデザインを備えるかもしれないし、そうはならないかもしれない。
Galaxy Buds Plus(「Buds+」という表記になるかもしれない)は、Galaxy S20 PlusやS20 Ultraを先行予約したユーザーに無料で提供される、と言われている。
サプライズがあるとすれば、最も可能性が高いのは、5G対応の新しいタブレット「Galaxy Tab S6 5G」のはずだが、新たな「Galaxy Fit」と「Galaxy Watch」の発表も期待したい。現在、内蔵の健康機能やウェルネス機能に対する評価が高まっていることを考えると、なおさらだ。サムスンが2019年8月に「Galaxy Watch Active 2」を発表してから、まだ6カ月も経っていないので、同社が何を発表して、何を発表しないのかを断言するのは難しい。
筆者はサムスンこそが、ファイルをほかのデバイスと簡単に共有できる喜びを「Android」スマートフォンにもたらしてくれると、心底期待している。これを実現するAppleのAirDropという機能は、特に「iPhone」以外のスマートフォンからノートPCに写真を移動するときに欲しいと感じる、Appleデバイスの最大の利点の1つだ。
Quick Shareという名称になると言われているサムスンの共有機能では、「サポート対象の」サムスン製デバイス間で写真や動画などのファイルを共有できるようになる可能性がある。言外の意味を考えれば、サムスンのエコシステム内でもいくらかの制限がつくことになるのかもしれない。詳細は、やがて明らかになるだろう。
サムスンは、Bixbyボタンを無効化できるようにして、ユーザーが有無を言わずにこのデジタルアシスタントを使わなければならない状況を改善したかもしれないが、Bixbyを完全に諦めたというわけではない。スマートフォン向け、またはサムスンの家庭用「SmartThings Hub」向けに新たなコマンドや機能が発表される可能性もある。
サムスンが、Bixbyアシスタントをベースとするスマートスピーカー「Galaxy Home」に初めて言及してから2年が経過したが、そのスマートスピーカーはまだ登場していない。だが、この状況にまもなく終止符が打たれるかもしれない。サムスンのコンシューマーエレクトロニクス部門担当最高経営責任者(CEO)によると、同社は「2020年初頭」の発表に向けてスマートスピーカーの準備を進めているという。UNPACKEDは間違いなくそのスケジュールと合致する。
サムスンのイベントで確実に披露されるものが2つあるとするなら、それは多くの新型ケースと新しいワイヤレス充電パッドだろう。筆者はGalaxy Z Flip用のケースを見るのを楽しみにしている。おそらく、Galaxy Fold用のものと同じように、2つのケースで構成されるはずだ。3種類のGalaxy S20モデルに付属する大容量の高速充電器(25~45ワット)に加えて、より高速なワイヤレス充電パッドも発表されることを祈っている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
働くあなたの心身コンディションを見守る
最新スマートウオッチが整える日常へ
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力