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スマホだけで足型の3D採寸を可能に--Bodygramの関連会社Visualize

飯塚 直 坂本純子 (編集部)2020年01月31日 11時00分
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 スマホで撮影するだけで採寸できる技術を持つ「Bodygram」の関連会社として、AR技術を活用した高精度3D採寸テクノロジー「Visualize(ヴィジュアライズ)」を展開する新会社Visualizeがスタートした。Bodygramと同様にジン・コー氏が創業者兼CEOを務める。2019年11月に設立した。

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 Visualizeは、最新のAR技術を活用し、スマートフォン1つで360度の3Dモデル生成を行い、足の任意の箇所の採寸を可能にする高精度3D足型採寸テクノロジー。

Visualize 創業者兼CEOのジン・コー氏
Visualize 創業者兼CEOのジン・コー氏

 足とその周囲をスマートフォンのカメラで複数回撮影することで、周囲の背景から足のみを自動で検出。撮影した足型を高解像度の360度ビューで可視化するため、指先からかかとまでの長さ・足幅・足囲などのあらゆる箇所の採寸が可能という。

 また、大がかりなスキャニングマシンや専用のマットなどの採寸基準となるアイテムを必要としないのも特徴の一つだ。比較対象の基準となる比較物も必要ない。ARには、アップルのアプリ開発キットARKitまたはグーグルの「ARCore」を使用している。

 Visualize 創業者兼CEOのジン・コー氏は、「狙っていくのはヘルスケアと小売り。この2分野に参入する」と語る。手で測った場合と比べて、現在の誤差は1cm以内。目標値は5mm以内という。精度はカメラの性能に依存するため、iPhoneまたはAndroidの最新モデルが推奨される。

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 4G・5Gネットワークモードを用意。5Gネットワークモードでは、血管が見えるなど肌の質感も再現し、より高精度な3Dモデリング結果を生成できる。

5つの特徴
5つの特徴

 なお、Visualizeの技術はBtoB事業での展開を予定。パートナー企業はVisualizeのソフトウェアを通じて、自社のウェブサービスやアプリにVisualizeの採寸ソリューションが導入できるようになる。さらに、導入企業のニーズに合わせ、足の採寸可能部位のカスタマイズにも対応する。

現時点では、19枚の画像を撮影して3Dにする
現時点では、19枚の画像を撮影して3Dにする
床を撮影することでドットを仮想的につけ、距離間をスケール的に使用するという
床を撮影することでドットを仮想的につけ、距離間をスケール的に使用するという
実際に採寸した画像。主導で測定した結果と比べても、誤差が少なかった
実際に採寸した画像。主導で測定した結果と比べても、誤差が少なかった

 オンラインの靴の購入やオーダーメイド、ヘルスケア向けのインソールなど、リテールや医療向けに提供する方針だ。

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 同社では、足のサイズ採寸にとどまらず、手や頭など人々の生活に関わるさまざまな領域での活用を視野に入れて開発を行うとしている。

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