首都圏の鉄道・バス事業者が構成するPASMO協議会は1月26日、スマートフォンで交通系ICカード「PASMO」が使用できる「モバイルPASMO」を、2020年春よりサービス開始すると発表した。対象はAndroid端末で、iOSについての言及はされていない。
モバイルPASMOでは、鉄道・バスの利用やショッピングなど、従来のPASMOカードで利用できるサービスが、スマートフォンでも利用可能。また、クレジットカードでのチャージや定期券購入に対応するほか、窓口へ行かずとも故障・紛失時の再発行手続きができる。
なお、定期券の購入が可能な事業者は、小田急や東急など、関東大手私鉄全社を含む鉄道事業者19社と、小田急バスや東急バスなどバス事業者15社。その他の事業者では、モバイルPASMOでの定期券は購入できない。
対応端末は、Android6.0以上がプリインストールされた、「おサイフケータイ」対応のAndroidスマートフォン。アプリをインストールして利用する形となる。
PASMO協議会は、サービス開始日や詳細、対応機種などについては、3月初旬に発表するとしている。
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