エイベックスは1月21日、動画解析技術とデータサイエンスを活用したダンスのスキルチェックアプリ「Dance COMMUNE(ダンス コミューン)」をエイベックス・アーティストアカデミーのダンスクラスに導入したと発表した。ダンス技術のスコア化を実現する。
Dance COMMUNEは、エイベックスが培ってきたダンス育成ノウハウを元に、動画解析技術と独自のデータ分析、アルゴリズム開発など科学的アプローチを取り入れることで、ダンスの定量評価=スコア化を実現したスキルチェックアプリ。2019年10月より、エイベックス・アーティストアカデミーのダンスクラスに導入し、新たなダンスレッスンプログラムを開始しているという。
アプリの開発は、2018年にダンス技術のスコア化を実現するプロジェクトとして開始。エイベックスのほか、ダンス解析を担うアビームコンサルティングと人間の骨格を検出する独自開発の人工知能エンジン「VisionPose(ビジョンポーズ)」で、ダンスの動きを捉える姿勢解析技術を提供しているネクストシステムが参画している。
同アプリを活用したダンス検定「エイベックス・ストリートダンス検定 powered by Dance COMMUNE」を1月26日にリリースし、スケジュールの都合や受検会場が遠いといった理由で受検したくてもできなかった人向けに、いつでも好きな場所でダンス検定に挑戦できる場を提供していくとのこと。
今後は、学校教育におけるダンス指導のほか、ダンス育成現場への導入を拡大し、海外展開も見据えているという。
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