オーディオ機器メーカーのBoseは米国時間1月15日、北米、欧州、オーストラリア、日本における119店舗を今後数カ月のうちに閉店することを明らかにした。理由は「オンライン購入への大幅な移行」だという。
Boseの1号店は米国で1993年にオープンした。現在、同社の製品はますますオンラインで購入されるようになっているという。
「もともと当社の小売店は、マルチコンポーネントのCDやDVDベースのホームエンターテインメントシステムを体験・試用し、相談する機会を人々に提供していた」と、Boseのグローバルセールス担当バイスプレジデントであるColette Burke氏は声明で述べ、「当時これは先進的な発想だったが、われわれは顧客が何をどこに求めているかに注目していた。今もそれと同じことをしている」とした。
解雇は避けられないとみられ、Burke氏は「この決定は、われわれの素晴らしい店舗チームの一部に影響する」と述べた。そうした従業員は、転職支援や手当を受けられる。同社は影響を受ける従業員の人数については明らかにしなかった。
中国、アラブ首長国連邦(UAE)、インド、東南アジア、韓国の130店舗は今後も継続する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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