AIを活用した観光タクシーの相乗りサービス--JR東日本子会社ら新潟で実証実験

 JR東日本の子会社であるJR東日本スタートアップと、「JR東日本スタートアッププログラム2019」の採択企業であるNearMeは、新潟市で業界初の観光タクシー相乗りサービス「新潟トラベルシャトル」の実証実験を1月18日より開始する。

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 観光タクシー事業に力を入れている県下のタクシー会社である万代タクシーが協力する。車両は、アルファードやハイエースが配車され、状況によっては小型車で運行する場合もあるという。

 観光コースとして、観光ドライバーおまかせコース(1時間:1980円、2時間:3980円、3時間:5980円)の3コース、越後豪農の館を体感 北方文化博物館コース(2時間:3980円)、食と酒を愉しむ 市内観光コース(3時間:5980円)を用意する(いずれも税込)。

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 実証実験では、NearMeのもつAIを活用した観光ニーズのマッチングと送迎ルート最適化の技術を活用。また、NearMeが2019年8月より提供しているオンデマンド型シャトルサービス「スマートシャトル」の経験を応用し、オンデマンドの事前予約による利便性の向上と相乗りにより1人あたりの負担を下げて、観光地の周遊を実現させる。

 また、地域の観光資源を発見しやすくする仕組みを構築することで、地域の観光価値向上および、地域活性化を目指す。

 送迎先は新潟駅南口および、新潟市内の宿泊施設を対象とし、実験は約2カ月の予定。なお、新潟市は、地域活性化に向けた取り組みとして、2018年度からAI、IoT、ビッグデータなどの先端技術を活用した民間企業が行う実証事業を支援しており、同実験も新潟市の協力を得て実施するという。

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