米国時間2月11日に開催される「Galaxy UNPACKED」イベントにすべての目が注がれているかもしれないが、サムスンはそれまでの期間に次々と新端末を発表している。1月初旬には「Galaxy S10 Lite」と「Galaxy Note 10 Lite」を披露した。さらに同社は今回、新たに頑丈なスマートフォンをGalaxyシリーズに追加した。世界中のさまざまな業界のフロントラインワーカー向けに設計されている。
新端末「Galaxy XCover Pro」は、数年前にリリースされた「Galaxy S Active」シリーズの最新版のようだ。IP68の防水防塵性能と米国防総省制定のMIL規格(MIL-STD-810G)準拠の耐衝撃性能を備える。サムスンによると、「極端な高度や湿度などの厳しい環境条件に対する信頼性の高い保護」を実現し、最大1.5mの高さからの落下に耐えるはずだという。
XCover Proには、雨や雪の中で使用できるよう設計された6.3インチ、フルHD+の「Infinity Display」が採用されている。左上隅には、1300万画素の前面カメラがある。背面には、2500万画素でF1.7、800万画素でF2.2という2つのカメラがある。
「Android 10」、サムスン独自の「Exynos 9611」オクタコアプロセッサーを搭載し、RAMは4GB、内蔵ストレージは64GB(microSDで拡張可能)。4050mAhのバッテリーは取り外し可能だ。
Galaxy XCover Proは業務での利用を想定している。サムスンはMicrosoftと連携し、「Microsoft Teams」で利用できるプッシュトゥトークの「Walkie Talkie」機能を追加できるようにしている。また、この端末はPOSシステムとしても機能し、Visaの「Tap to Phone」パイロットプログラムでの利用が認められている。指紋センサーが側面に組み込まれており、顔認識の機能も備える。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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