中国の柔宇科技(Royole)は2019年、世界最大級の消費者向け技術見本市「CES 2019」で折りたたみスマートフォン「FlexPai」を発表した。そして2020年には、曲面タッチスクリーンを備え、未来的なデザインで驚くような価格のスマートスピーカー「Royole Mirage」を携えて、再びCESに姿を現した。
Royole Mirageの価格は899ドル(約9万8000円)。「Amazon Echo Show 5」の10倍もするようなスマートスピーカーを、どのような人が購入することを想定しているのかと開発者に尋ねたところ、オーディエンスが異なるという回答が返ってきた。
スマートスピーカー、と言うよりスマートディスプレイと呼ぶ方が正確かもしれないRoyole Mirageは、7.8インチのAMOLEDディスプレイがスピーカーの半周を覆っている。最上部にある500万画素のカメラは、写真撮影やビデオ通話に使われ、プライバシーを保護するためにカメラのレンズをふさぐカバーも備えている。
Royole Mirageは、「Amazon Echo」でできるような音声操作をすべてこなしてくれる「Alexa」を搭載しており、スマートホームの制御や音楽の選択が可能で、ちょっとした面白い情報やおならの音などをいつでも聞かせてくれる。
さらに、曲面スクリーン上で指を横方向にドラッグすれば動画の早送りや巻き戻しができ、縦方向にドラッグすれば音量を調節できる。スピーカーの底部にあるアンビエント照明の変更も可能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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