ベーシックは12月19日、同社が運営するフォーム作成管理ツール「formrun(フォームラン)」が、SalesforceとのAPI連携を開始したことを発表した。この連携により、formrunに入力された情報をCSVデータなどを用いた移行作業を経ずに、Salesforce上の見込み顧客データとして保存できるようになった。これにより、リード情報蓄積の際の手間やコストを大幅に削減できるという。
formrunは、問い合わせや申し込み、資料請求などの20種類以上のテンプレートから選択し、必要に応じて設問項目や文言を追加することで、デザイン性も兼ね備えた高機能なフォームを作成できるサービス。フォームに入力された内容は自動的にデータベース化。情報を一覧表示するリスト画面と、対応状況をかんばん方式で状況管理できるボード画面を使い分けることで、効率的な顧客管理が可能になる。
ユーザー数は、2019年12月時点で4万ユーザーを突破。サービス開始から3年間で約19倍となっているという。主に問い合わせ対応、サービス申込受付用途で特に多く活用されているという。また、複数の用途で利用するケースが多く、アンケート収集や営業チームのリード管理、採用活動など職種をまたいだ用途にも対応しているとのこと。
有料プランユーザーの業種シェアでは、IT・通信に携わるユーザー、コンサルティング・人材に携わるユーザー、医療・公的機関・教育に携わるユーザーなどに利用されているという。また、有料プランユーザーの約6割が、従業員数が100名規模かつ、設立年数が0〜5年以下の企業に所属しているとのこと。設立後30年以上の企業に所属するユーザー割合も全体の15%を超えており、スタートアップから上場企業まで幅広く利用されているという。
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