ソフトバンクと慶應義塾大学、ヘルスケアなどのAIアシスタント開発で共同研究

 ソフトバンクは12月17日、慶應義塾大学殿町先端研究教育連携スクエアとヘルスケアを軸としたAIアシスタントの開発と社会実装に向けた共同研究を実施すると発表した。

 なお、両者は理想的なライフデザインの実現をサポートするAI(人工知能)サービスの社会実装に向けた包括連携協定を2019年12月10日に締結している。

 慶應義塾大学殿町先端研究教育連携スクエアは、川崎市の殿町国際戦略拠点キングスカイフロントに集積する企業および、研究機関などとの連携・協力によるイノベーションの創出を目指し、科学技術振興機構リサーチコンプレックス推進プログラムを活用したウェルビーイング(Well-being:身体的、精神的、社会的に良好な状態を意味する)の研究などを推進している。

 共同研究では、両者が持つ知見や資源を生かし、人々の健康的な生活習慣や行動をサポートするAIアシスタントの研究を行い、人々が持続的にウェルビーイングを実現できる社会を目指す。

 なお、慶應義塾大学のウェルビーイングリサーチセンター研究員であり、医学部 医療政策・管理学教室で教授を務める宮田裕章氏を中心とするプロジェクトチームが、ウェルビーイングリサーチセンターでの研究において培った医学的観点と、ソフトバンクのAIやIoTをはじめとする技術やサービスに関するノウハウを生かし、今後開発予定のヘルスケアサービスなどを通して取得されるビッグデータを解析。AIのアルゴリズムを研究・開発するという。

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