カメラ機能はファーウェイの「P30 Pro」と同等だ。標準レンズ、光学3倍と5倍のズームに対応する望遠レンズ、超広角レンズ、そして深度処理用となる第4のToF(Time of Flight)センサーを備える。試用期間中、これらのカメラを使いまくったが、結果にはかなり満足している。特にポートレートモードでは、狙った被写体の周りにきわめて正確なボケを出すことができた。露出は全体的に良好で、ナイトモードも、ファーウェイのこれまでのフラッグシップモデルで感動してきたのと同じように、夜間の暗いシーンでも明るくシャープな画像が撮れる。
その他のスペックは、トップエンドのスマートフォンでおなじみの辺りだ。ファーウェイ最新の8コアプロセッサー「Kirin 980」を採用し、バッテリーは1日持つ4500mAh。内部ストレージは512GBで、RAMは8GBを搭載する。
とはいえ、今回重要なのは、中身のスペックではない。ファーウェイMate Xの肝は、折り曲げられることにある。そして、丸1日使ってみた結果、これまでの折りたたみスマートフォンでは最も気に入ったと自信をもって言える。中国でしか販売されていないことを考えると、すぐに自分の永久コレクションに加えることはできなさそうで、その点は何とも残念だが、いっときでも使ってみたおかげで、これからの折りたたみデバイスがどうなっていくのか、とても楽しみになってきた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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