HKKBシリーズは、ムダをそぎ落とす「ミニマライズの理念」のもとに、プログラマーが生涯使える理想的なキーボードを目指して開発された。1996年12月の発売以来、プログラマーやエンジニアらを中心に国内・海外を合わせて50万台以上の実績を持つ。
発案者であるIIJ 研究顧問の和田英一氏は、「ネットでいろいろ見ていると、似たようなキーボードがあちこちでつくられている。“60%メカニカルキーボード”とサーチするといろいろ見つかるので驚く。だが、比較するとHKKBがどれだけ優れているか、よさがわかってくる」とコメントした。
中国を中心に類似品が台頭している背景には、高級キーボードの市場が成長していることにある。北米では近年2桁成長を遂げていることから2018年より北米販売を再開している。また、日本、中国、米国、欧州を中心に展開を加速し、中国では12月14日にPFU上海が発表会&ミートアップを深センで開催するほか、2020年1月には米国でも発表を予定しているという。
なお、HYBRID Type-SとHYBRIDの電源は、単3形乾電池×2本またはUSBコネクターからの給電となる。アルカリ乾電池使用時の目安は約3カ月。充電式のリチウムイオン電池を採用しない理由について、「リチウムイオン電池よりも長く使えるのがHHKB。リチウムイオン電池には寿命があるため、末永く使用でき、どこでも手に入る単3形乾電池を採用した」と説明した。
今回のラインアップは、メーカー直販のみの販売となっている。直販にこだわった理由について、「販売とサポートのワンストップで、お客様との最短のコミュニケーションを継続していきたい」(PFU イメージングビジネスユニット ビジネス推進統括部長の松本秀樹氏)と説明した。
タッチ&トライスポットとして、SUPER CLASSIC(東京・大阪・名古屋)とアシストオン(東京)、原価BAR(東京)と提携し、自由に触れられるようにしたという。
SUPER CLASSICは、薄い財布などで知られるオリジナルブランドの雑貨店。全機種を展示している。アシストオンは、東京・神保町にあるセレクトショップだ。これまでにない試みが、ダイニングバーの原価BARだ。五反田店で、2006年に限定販売した「漆塗HHKB」も展示するほか、オリジナルラベルの「HHK BEER」を用意。神奈川県の地ビールメーカー「サンクトガーレン」の製造で、白モデルをイメージした「ゴールデンエール」と墨をイメージした「ブラウンポーター」をラインアップする。
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