サムスンは、「Galaxy Fold」を1980ドル(日本での価格は税込24万5520円)で発売して以来、クラムシェル型折りたたみ式スマートフォンの発売を示唆している。だが、2020年に新たな折りたたみ式スマートフォンの発売を目指しているのは、同社だけではなさそうだ。韓国のThe Korea Heraldは現地時間12月2日、サムスンとLGエレクトロニクスの2社が、2020年に新しい折りたたみ式スマートフォンを市場に投入する予定だと報じた。
The Korea Heraldが匿名の業界情報筋の話として報じたところによると、サムスンは2月ごろにクラムシェル型スマートフォンを「Galaxy S11」と同時に発表し、8月に第2世代の「Galaxy Fold」を発表する予定だという。クラムシェル型スマートフォンの価格は100万ウォン(約9万1000円)程度になるとみられている。
さらにLGエレクトロニクスも、同社初の折りたたみ式スマートフォンを2020年に発売する見込みだと、The Korea Heraldは報じている。こちらのデザインは「Huawei Mate X」に似たものになるという。
サムスンのGalaxy Foldは発売時につまずきを見せたものの、2020年には折りたたみ式スマートフォンが次々と登場しそうだ。Motorolaは、従来型の折りたたみ式携帯電話に似た新しいクラムシェル型スマートフォン「razr」を、2020年1月から1500ドル(約16万3000円)で発売する。TCLや小米科技(シャオミ)などの他のスマートフォンメーカーも、2つ折り式や3つ折り式など、さまざまなフォームファクターの折りたたみ式デバイスを試作しているところだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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