Twitterは11月26日(米国時間)、6カ月以上アクティブになっていないアカウントを削除するとの意向を発表した。12月11日(日本時間12日)までにログインされた実績がないアカウントが対象であり、すぐには削除されず、半年~1年の期間をかけて対応するという。なお、同社では6カ月以上ログインしていないユーザーを対象に、削除する旨の通知をすでに開始している。
今回の措置に対し、Twitter Japan広報部は、「公共の場での会話を提供する一環として、Twitter上の情報をより正確で信頼できるものとするため、アクティブではないアカウントを削除いたします。これは『運営の痕跡がないアカウントに関するポリシー』にあるとおり、Twitterに登録いただいた方にアクティブにご利用いただくための対応です」とのステートメントを発表するにとどまっている。
削除されるアカウントは、スパム以外に更新されなくなった故人のアカウントも対象となることから、Twitter上ではアカウント削除を惜しむ故人の名前がトレンド入りするまでに至っている。Facebookなどでは、生前に死後のアカウントを管理する人物を指定できる「追悼アカウント」という仕組みがあるものの、Twitterには実装されていない。現時点では、故人に関する対応としてアカウントの削除方法のみが紹介されている。
米テックメディア「The Verge」によると、米Twitterのスポークスパーソンのコメントとして、「今のところ、亡くなった方のTwitterアカウントを追悼する方法はないものの、(Twitterの)チームではこれを実現する方法を検討している」と紹介している。Twitter Japanから特に言及はないものの、何かしら配慮される可能性はあるようだ。
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