AIを搭載したドライブレコーダーアプリ「スマートくん」--歩行者や標識をスマホで検知

 ニューラルポケットは12月5日、AI搭載のドライブレコーダーアプリ「スマートくん」を公開したことを発表した。同社によれば、世界初のAI搭載ドライブレコーダーアプリで、車両・歩行者・標識などの検知をスマートフォンの端末内で処理できるという。まずは、iOSから公開し、2020年にAndroidにも対応する予定。個人・法人ともに無料で提供する。

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 手持ちのスマートフォンにこのアプリをダウンロートし、一般的なスマホ用スタンドにスマホを取り付けるだけで、ドライブレコーダーの機能として常時録画や車間距離の計測が可能となる。その上で、AIによる急発進・急停止などの動作感知や、周辺に映る物体(自動車、歩行者、信号機など)の検知も可能になるという。

 録画や車間距離計測、AIによる物体検知などを全てスマートフォンの端末内で処理することにより、アプリのダウンロード時などを除いて、ドライブレコーダー機能の利用は、基本的には通信料が発生しないことも特徴だという。また、AI技術で取得したデータは、2020年年始からユーザーに対する運転安全レポートや運転サポート通知(前方車両発信を音声で通知)などの機能として利用・提供する予定としている。

 スマートくんは、基本的に個人情報を登録する必要はなく、ログイン/登録作業も不要。また、AI技術を用いて取得するデータもすべて個人情報に紐づけない形で取得するとしている。

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